2018年11月20日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

ゴミ箱はアートの宝石箱や!三島喜美代展

恵比寿のMEMで開催中の三島喜美代展『Early Works』(2017.10/5-11/7)を見てきました。

場所は美術専門書店、NADiff A/P/A/R/Tの上です。場所は分かりにくいですが、専門書とフライヤーの充実度と、3つのギャラリーで都内屈指のアートスポットです。

 

三島さんは1932年生まれの非常に長いキャリアをお持ちの方。原美術館の庭に置いてある陶器製の新聞紙を見た方が多いのではないでしょうか?

元々は陶芸出身の作家さんですが、素材にこだわらなくなってから一気に表現が拡大しました。

個人的には直島で見た巨大なゴミ箱と

工場を改造したアートファクトリー城南島で見た新聞紙の洞窟が衝撃的でした。

特に城南島の作品は、都内で常時体験できる巨大インスタレーションとして貴重な存在です。

 

今回のMEMの展示ではそんな三島さんの表現の変化を追う展覧会になっています。

トレードマークともいえる古紙回収(?)の作品や、

おなじみ空き缶彫刻など

三島さんの作歴を一気に見れる貴重な機会です。それにしてもタウンページといい空き缶といい鮮烈な色使いが好きなんですかね・・・?

こちらは工場で拾ってきたの物を壁に掛けただけというスタイル。マルセル・デュシャンのレディメイドに通じますね。

即物性ゆえかあまり評価されてないような気がしますが、もっと多くの人に体験してほしい作品群です。ナンコレ度★★★★

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