21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「安藤忠雄 21_21の現場 悪戦苦闘」(2017年10/7-10/28)を見てきました。

国立新美術館で開催中の安藤忠雄展―挑戦―に合わせた企画です。

本美術館21_21 DESIGN SIGHTも安藤忠雄氏の設計であり、その建設過程を振り返る小企画です。

写真は本建築の初期モデルのひとつ。ぐるぐる回りながら地下に降りていくのは、瀬戸内の地中美術館を思わせます。

設計の過程におけるデザインの変遷を見れたり・・・

施工の様子を早送りで観れたりできる貴重な機会ですが・・・

 

21_21 DESIGN SIGHT自体が安藤氏の代表作というわけでもないので、あまりぐっとくるものはなかったです。タイトルの「悪戦苦闘」というのも疑問です。設計の過程でデザインが色々変わるのは当たり前だし、横に広いスリット上の窓など構造的に無理のあるデザインも「光の教会」以来の安藤忠雄氏お得意の手法です。もっとも施工業者は悪戦苦闘したかも知れませんが・・・。三宅一生氏の「1枚の布」にヒントを得た「一枚の鉄板」というのも空間からはあまり感じません。

むしろ21_21 DESIGN SIGHT 10周年ということで、奥で上映されてたここ10年の振り返りのビデオのほうが面白かったです。特定のデザイナーの個展に偏らず、毎回様々な切り口を試みて企画展を行う姿勢は、当たりはずれはあってももっと評価されてもいいと思います。

ナンコレ度★