2018年6月19日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

展覧会10年分!「アートのみかた」④2007年~2009年

➀1999年、②2000年~2002年③2003年~2006年、のに続いて、村田真さんの「アートのみかた」に沿って、過去の展覧会を振り返ってきたいと思います。

2007年

板橋区立美術館古沢岩美展。これはすごい。ダリの絵が薄っぺらく見えます。

広島市現代美術館マネートーク入口から作品の値段が安い順に並べただけ。どこの美術館でもできる企画なので、もっとやってほしい。

 

2008年

日本ホームズ住宅展示場The House ー現代アートの住み心地。モデルハウス内での展示です。北川純のファスナー彫刻は床に穴開いてますけど、これ込みで家買うんですかね?

恵比寿のNADiff A/P/A/R/Tのこけら落とし展。Chim↑Pomによる「日本のアートは10年おくれている」。これはすごい。新装オープンなのにゴミ屋敷に水溜りと早くも廃墟化してます。

ホテルTポイント横谷奈歩 「静かな結末・共有する秘密」2年かけてホテルの一室を改造したそうです。

DIC川村記念美術館モーリス・ルイス展。カンヴァスを傾けて絵の具を流す手法で知られますが、このときアトリエも再現したらしいです。

広島市現代美術館蔡國強展。単なる火薬アートと思ってましたが、床に水をたたえた空間インスタレーションには興味あります。

 

2009年

BankART Studio NYK原口典之展。柳幸典の時も思いましたが、この空間現代アートにいいですね。日本では未だにホワイトキューブがもてはやされてますが。

アラタニウラノ西野達展。天井が落ちてきてたり、街灯が展示室を貫通してたり。目 (現代芸術活動チーム)もそうですが、こういうアーティストがインパクトを維持するのは大変だと思います。そういう意味でも注目です。

兵庫県立近代美術館LINK-しなやかな逸脱島袋道浩は美術館の手前の巨大貯水槽を開放。そもそも美術館の施設ですらなく、まさに逸脱です。

原美術館ヤン・フードン―将軍的微笑ー巨大なテーブルに饗宴の映像が投影されます。原美術館の従来のイメージをいい意味で破壊しています。

 

10年間通してみると美術館ごとのキャラみたいなものが見えてくるのが面白いですね。トリエンナーレなどが始まった時期とも重なり、現代美術が大きく動いた時期でもありました。

 

 

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