原宿のLOUIS VUITTON &【2021年3月19日(金)-5月16日(日)】に行ってきました。
過去にルイ・ヴィトンとコラボしたアーティストは相当な数に上ります。
今回はそれらのコラボ商品を一堂に集めた展覧会になっています。
原宿駅からすぐの特設会場はかなり広く、無料の展覧会としては相当な充実ぶりでした。
まず展示されているのは池田亮司氏の動画作品。
ミニマムな音楽に海図のような映像が組み合わされています。
映像は天井のモニターに流れており、床の鏡を通しても見れるという趣向です。
ルイ・ヴィトンのコラボといえば、村上隆や草間彌生が圧倒的に有名です。
あとは先年銀座松屋にデカデカ広告してたジェフ・クーンズとか。
それらは既存の商品にアイコンをプリントした分かりやすいものでした。
シビラとコラボレーション「アンブレラバッグ」
しかし実際には実験的な販売できるとは思えないようなアイデア商品が数々生み出されており、これらは真のアーティスト作品と言えそうです。
典型的な例がバッグと傘が合体した上記作品。便利そうですが、ダサい・・・ルイ・ヴィトンがこんなトンデモ作品を量産していたとは衝撃でした。
カール・ラガーフェルドとコラボレーション「パンチングバッグ」
他に異彩を放っていたのがこちら。専用のショーケース?に入ってるのも面白いです。サンドバッグとしての性能はどうなんでしょうか?丈夫そうではありますが・・・
磯崎新「建築家のアート」
もちろん普通の芸術家のコラボ作品も充実していました。
異色なのが建築家の磯崎新氏。版画作品の感覚でスカーフを作っています。
同じ建築家でデザイナーでもあるガエ・アウランティのスカーフ。
オルセー美術館で有名ですが、同美術館の象徴である大時計から着想しているのでしょうか?
原美術館のタイルの作品で有名なジャン=
仕事場もこんなタイルだらけの空間らしいです。
青木淳「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」
建築模型も展示されていました。
ちなみに会場の外には別棟でショップもあり、ルイ・ヴィトンとしては異常な混み具合でした。
ルイ・ヴィトンファンでなくても要チェックな展覧会です。★