ミヅマアートギャラリーの会田誠展「愛国が止まらない」【07月07日(水) – 08月28日(土)】を見てきました。
会場いっぱいに最大限の大きさで作られた彫刻(?)
かつて会田氏は同画廊でゲロとして吐き出される巨大アトラクション(?)の展示をやったことがあるそうですが、それに匹敵する規模感です。
壁には日本国旗を模した梅干し(日の丸弁当?)が沢山掛けられていました。
指で押さえている(?)国会の裏面はこんな感じ。
徹底して表面しか作っていません。
宙に浮く骸骨は衣装からいって、中国人を模しているようです。
中国が日本の国会を潰して「愛国が止まらない」とは意味深ですが、潰しているのではなく撫でているようにも見えます。
また国会を無くす=愛国とも考えられます。
色んな解釈が出来そうです。
口の中が空洞になっています。
基本紙を貼り合わせて作っているようで、お祭りの山車を思わせます。
もう一つの新作は架空の「漬物選手権」で糠漬けが最下位になったことを抗議するというものです。
これは会田氏のビンラディン、安倍首相の演説や文部科学省に対する抗議(?)作品に続く、演説シリーズの最新作です。
にしても日本のトップギャラリーでこんな(いい意味で)くだらない作品を発表するのは会田氏ぐらいではないでしょうか?いつまでも成長してほしくない作家さんです。★