eitoeiko(神楽坂)の「ドザえもん」展(2017年12/2-12/23)を見てきました。
神楽坂駅から約10分。閑静な住宅街に完全に埋もれた 、自宅を改造したと思われるギャラリーです。
チラシも六本木の「ドラえもん展」のパロディです。
ドザえもんは岡本光博さんの代表作です。形を変えながらかれこれもう誕生から25年です。
写真は最初期の琵琶湖での展示風景です。このときのゴム風船性のドザえもんは紛失したそうです。ドザだけあって失踪が多いです。写真もアナログです。
岡本光博さんはパロディというより、著作権そのものに挑む表現を続けており、あらゆる作品は版元に許可を取ったことはないそうです。作品集もパロディだらけです。
この作品集のドザえもんのページに素晴らしい解説文(?)が載っているのでちょっと引用してみます。
この文章に、岡本さんの芸術の方向性がよく表れていると思います。僕自身は横浜のアウトオブビエンナーレや神戸の六甲ミーツアートで岡本作品を体験しました。
そんなわけで今回のメイン作品のドザえもんです。通常水面に浮かんでいるのでこのようにコンクリの床に直において展示されるのは非常にレアです。
いつもと違い、近寄って細部まで観察できます。修復したてなのでピカピカです。
今回の新作であるドザえもん専用ケースです。実はドザえもんの水面に接する部分は鏡になっており、ケースに収めてのぞき窓を開けると、棺桶に収まった自分の顔が見れるという趣向です。
一家に一台?な様々なサイズのドザえもんとその収納ケース。
その他の作品です。ちなみに場所の割には結構混んでました。
オープン前日にはネットTVでも紹介されています。
eitoeikoでは年一回程度は岡本さんの展示をやってますし、神楽坂はギャラリーやカフェなども充実してます。色々散策しがいがありそうです。ナンコレ度★
★★回ってこその・・・「岡本光博 UFO」 – 博司のナンコレ美術体験2018年10月12日 8:31 AM /
[…] 2017年はドザえもん展で話題を取った岡本さんが今年も個展をやっています。 […]