東京都写真美術館の第12回恵比寿映像祭【2020年2月7日(金)−2月23日(日・祝)】を見てきました。
ちなみに行く途中には開館25年の広告がありました。
こんかいのテーマは「時間を想像する」
SFみたいな作品が多く、難解なものも多かったです。
感覚的に理解できる作品を集めてみました。
なんだか哲学的な作品が多い中、これは直感的に面白かったです。
ナマケモノの映像がエンドレスに流れるだけなのですが、途中でBGMが劇的に変わります。
多数並べられたグラスの上に映像が投影されます。
意味はよく分からないのですが、思わず見入ってしまう美しさです。
それぞれの道具に触ると影が動き出し、音が鳴るという作品。
最も感覚的に楽しめた作品です。
星新一の小説のカバーでも有名な方。
戦後まもなく作られたSFアニメで、今見ても面白いです。
水面の映像作品ですが、ずっと見ていると左から映像が固まっていき、全て固まるとまた右から映像が動き出すという作品。
場所ごとに時間が凍り付いているように見え、時間というテーマに一番沿っている作品に思えました。
映像作品はじっくり見ると時間がかかりますが、無料ですしサラっと見るだけでも面白いです。★