シャネル・ネクサス・ホールのギイ・ブルダン展【2021.9.8 WED – 10.24 SUN】を見てきました。
マン・レイの弟子であり、師匠同様、シュールな写真が特徴のファッションフォトグラファーです。
展示は白黒→カラーという順番のオーソドックスなものです。
人物がいる者もいないものもありますが、直線と曲線の組み合わせの、取り合わせやバランスが面白いものを好んで撮っているようです。
ファッション誌の写真だけあって、ドラマを感じるというより、キャッチーな目を惹く演出が凝らされているものが多いです。
どの写真も具体的な宣伝対象がまったく分からないものばかりです。
この手法は当時大変斬新なものだったようです。
数少ない、モデルの物語を感じさせる写真です。
ほとんどの写真は対象を組み合わせただけのクールな作品です。