• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

建築図鑑233★ハモニカ横丁 ミタカ

 

三鷹市のハモニカ横丁を見てきました。

隈研吾氏の作品です。

もっと昔の作品かと思っていましたが、2017年の作品とのこと。

国立競技場を作ってる裏でこんなふざけた作品を作っていたとは・・・

何の変哲もない外観の建物にびっしりと自転車の車輪を貼り付けただけ、という非常に大胆な作品。バブル期の先輩の作品に負けない大胆さですが、廃材の再利用というのが時代を感じさせます。

あらゆるものが建築になるとはハンス・ホラインの言葉ですが、隈氏の作品はそれを実現しています。

同時にこのようなリサイクル社会、エコ社会、縮小する経済に対応した手法が隈氏の成功の秘訣だと感じる作品でした。★

コメントを残す