• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

建築図鑑159★★泉ガーデンタワー

東京都港区の泉ガーデンタワーに行ってきました。

高層タワーはたくさんありますが、その中でもインパクトのある建物です。

SOM「ウィリス・タワー」

珍しい複数のビルが集まったような形は海外では先行事例があり、ビルの威圧感を無くす効果があります。

地上部分も特徴的なのですが、地下部分も特徴的です。

六本木一丁目駅と直結なのですが、ビル建設時に改札口まで掘り下げたものを埋め戻さず、地上の光が改札階まで届いています。

地上階にはエスカレーターでアクセスし、その間もすべて公園になっています。

ビルが建っている場所自体も起伏に富んでいますが、それらも公園として活用されています。

 

地下、地上部分両方とも特徴的なのは、ガラスを多用しているところです。

エレベーターだけでなく、エスカレーターもガラス張りになっているので、非常に透明感があります。

地下部分のエントランスも開放感溢れています。

クリスマスシーズンには巨大なツリーが置かれていました。

 

日建設計の建物の中でもかなり費用も労力もかかっている建築だと思いました。★★

コメント一覧

建築図鑑218★クリスタルタワー – 博司のナンコレ美術体験2021年10月10日 11:27 AM / 返信

[…] 同じくガラスを多用した建築で有名な泉ガーデンを見ると、あちらは色ガラスを用いた外観に、足元もエスカレーターにガラスを多用したりライトアップしたり駅への連絡通路もガラスだらけだったり積極的にガラスを強調しています。 […]

建築図鑑218★クリスタルタワー – 博司のナンコレ美術体験 にコメントする コメントをキャンセル