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★「河口龍夫 1971年の172800秒から2021年の345600秒へ」

snow contemporaryの「河口龍夫 1971年の172800秒から2021年の345600秒へ」【2021年4月23日(金) – 5月22日(土)】を見てきました。

 

入った部屋にはレコーダーとマイクが転がっているだけ。

時折聞こえるシャッター音は壁に取り付けられたカメラから。

一定時間ごとにシャッターを切っているようです。

奥の部屋で種明かしがされます。

これは1971年に河口氏が行った展示のリバイバルで、会期中に撮影した写真と録音したテープを鉛で封印して作品にするというもの。

これによって記録の再生を遮断し、永遠に時間を閉じ込めるというコンセプチュアルアートだと思われます。展覧会のタイトルは会期の秒数に由来します。

河口氏の作品はコンセプチュアルでありながら毎回手法は違うので趣向が凝らされており、見るものを飽きさせません。

snow contemporaryらしい展示だったと思います。★

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