2019年4月18日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★★あの写真家の若いころは・・・「原点を、永遠に。2018」

 

東京都写真美術館(恵比寿)の清里フォトアートミュージアム収蔵作品展
原点を、永遠に。-2018-【2018.3.24(土)5.13(日)】を見てきました。

 

清里フォトアートミュージアムは長野県のリゾート地にある美術館で、若手の写真家の作品を多数収蔵しています。

今回はその中から写真家が35歳までに撮った作品409点が展示されています。

面白いのが並び方で壁に沿って左回りに行くとそのまま年代順になっていることです。後期にはアルファベット順に並べ替えるとのこと。

 

誰もが知る作品が多く展示されています。

ハロルド・ユージン・エジャートン博士「ミルクの王冠」

初めの方には「ミルククラウン」で有名なエジャートンや・・・

 

ロバート・キャパ「連合軍による北フランス攻撃開始日(Dディ)、フランス、オマハ・ビーチ、1944年6月6日」

ロバート・キャパの第二次世界大戦時の写真・・・

植田正治「少女たち」

植田正治の演出写真などが並びます。

 

ですが、より面白いのは中盤以降の作品です。

ウィリアム・クライン「東京」

世界各地の都市の写真集を出したウィリアム・クライン。外国人から見た東京の呪術的な怪しげな雰囲気がよく出てます。

内藤正敏「トキドロレン」

のちに土着的な写真を撮るようになる内藤正敏はこの頃は化学反応を用いた実験的な写真を撮っていました。

岩合光浩「海からの手紙:ギンカモメ」

最近は猫の写真ばかりな岩合さんですが、若いころはいろんな動物写真を撮っていました。

 

世界の写真史を俯瞰しつつ、色んな新しい発見もあるいい企画展でした。★★

コメントを残す