他に面白いと思ったのは2つ。ひとつはモニター上の多数のバーが太さと色を変えながら揺らめく、ミニマム音楽のような作品。
ずっと聴いていられるような落ち着きのある表現は、技術をアピールする他の作品に比べて逆に印象的でした。
もう一つの作品が、東北の民芸品であるこけしを用いた作品。
山形ビエンナーレで発表された地元住民の顔を用いた作品と、来場者の顔を取り込んだ作品と2パターンがあります。
こちらもやはり音楽に合わせたリズムカルでスピード感あふれる映像の変化が楽しい作品です。
観客参加型の作品にはハードルの高いものもありますが、これならだれでも参加できそうです。
面白い作品もありましたが、最近の森美術館は上階の六本木クロッシングも含めて、どうも意識高い系な展示になってる感じがします。
開催概要
日程: 2019年2月23日(土)- 3月3日(日)
場所: 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
時間: 10:00 – 22:00