• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

分からないことから「目 [mé]  非常にはっきりとわからない」

千葉市美術館目 [mé]  非常にはっきりとわからないを見てきました。

2019年最大の問題作といえる展覧会です。

上記の写真は会場入り口です。黄色い四角のものは・・・

入館の際渡されるシールです。このシールのせいで会場入り口もよく分からないことに・・・

ちなみにこのシールで会期中何度でも入場可能でした。

美術館前はこんな感じ。目の演出でもあるのですが、本当に美術館の改装工事中でもあるみたいです。そんなところも境界がよくわからない。

いつもと違い一階で入場券を購入します。

そして1階のみ写真撮影可です。

作品らしきものが置かれていますが、梱包されていて詳細はよく分かりません。

空間全体が設営中という雰囲気です。

この一階ではパフォーマンスなどイベントが行われるようです。

本会場に至るエレベーターです。ここから先は撮影禁止です。

 

本会場も1階と同じような雰囲気で、設営の途中でちょっと休憩、といったインステレーションが会場全体で見られます。

とはいえ僕自身の体験と、タイトルの「非常にはっきりとわからない」を総合して考えると、展覧会に繰り返し足を運ばないとその真の意図は分からないのだと思います。展示物以外のものもよく観察していると、その一端が垣間見えるかもしれません。

 

しかし本展覧会を見るために遥々千葉までやって来る価値があるかというと非常に微妙です。そのあたりもう少し親切設計にならなかったのでしょうか?

目の作品は比較的見ている方ですが、近年難易度が高くなるとともに面白さが失われている気がします。いつまでもビックリ系からいい意味で進化しないエルリッヒを見習ってほしいです。

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