国立民族学博物館は展示物が膨大のため、建物と展示はページを分けてみました。
面白い展示物が多過ぎてきりがないので、ベストテンに絞り込んで書いてみました。
日本コーナーは博物館の順路に従っていくと最後にあるのでスルーしがちです。しかし国内でも他ではなかなか見れないものが多く、非常に充実しています。
中でもややネタ気味なのがこのクマコーナー。「クマ出没注意」の看板はお土産でもお馴染みですね。
他クマ捕獲のワナなどクマ関係のグッズ全般を扱っています。
北海道かと思いきや、ほとんどのグッズは富山県より。北海道はヒグマだから?
同じく日本で、お祭りの仮面です。
メンドンはデザインはこれでも大人しめですが、「女性ばかり襲う」「襲われると福が付く」という個性的なキャラクターのためランクイン。当然ムラの誰がメンドンに扮しているかは秘密です。
日本のコーナーは何故か巨大なフィギュアの展示が多かったです。
現在の等身大ガンダムフィギュアに通じる文化かもしれません。
やごろどんは概観は天狗のようですが、鹿児島県、宮崎県の伝説の巨人です。
2階の展示室で順路に従うと始めの部屋がオセアニアです。
インパクトのある仮面群は小学生のとき行って以来インパクトに残っています。
やはり死者にまつわる展示が多いです。
これらは死者の生前のエピソードが書かれた墓石です。
ただカラフルな色使いは日本のお墓とはずいぶん違います。
南アメリカの死後の世界観も独特です。
あちらのキリスト教の教会もド派手ですしね。
同じものがたくさん箱に入っているのはなぜか現代アートのアルマンに重なります。
メキシコの死生観は、死と生の境界線がゆるく、死体をそのままお祭りに参加させることもあるそうです。
この陽気な骸骨人形は漫画のシャーマンキングにも似たものが登場していました。
こちらは同じくメキシコのお土産。
博物館は新しい民芸品も収集しており、こちらは比較的新しくできた品々です。
インパクトの強い鮮烈な色使いと表情が特徴的です。
中でもウサギは耳が特徴的です。
これは民芸品と言うより現代アートでは?
物語性を感じるものもあります。
伝説上の生き物もあり。人間っぽい顔がちょっと不気味です。
中でもこのドラゴンはプレミア感があります。
現地で販売されている様子です。
インドネシアのお祭りで使う衣装2体セットです。
大きいほうはこいつ↓を思い浮かべました。
ウルトラ怪獣がいろんなところから出展していることは割と知られていますが、そういえば色使いも派手で近いものを感じますね。
そうすると小さいほうは↓コイツを思い出しました。
こちらはタイのウルトラマンだそうですが、子供ながらに強いインパクトを残したキャラクターでした。
博物館のエントランスに長いこと鎮座していることから、人気具合が伺える棺おけです。
1位はまたしても日本です。牛鬼は漫画GUNTZなどで登場する妖怪ですが、あちらとは随分イメージが違います。
大きさ、顔の造形もインパクトがありますが僕が強い衝撃を受けたのは大胆に省略されたピンクのボディ(?)は現代アートに通じるものを感じます。
普通の人が見ても面白い展示が多いので、非常にお勧めです。万博公園の奥にあるせいか、訪れる人は少ないようですが・・・★★★
OnHax Me2020年8月20日 6:46 PM /
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