銀座蔦屋書店にて名和晃平の「Throne」の展示を見てきました。
この作品は銀座蔦屋書店のオープン当初から展示されていたのですが、この度パリのルーブル美術館のエントランスピラミッド内にその大型版が展示されました。
それを記念して、その「Throne」の新作エディションと、名和氏の過去作の映像の展示です。
玉座をイメージした作品ですが、正直それほどの作品?と思います。
ルーブルに展示されている光景は非常に決まってますが・・・
とはいえアートとはいえ、大金持ち向けの注文生産品に過ぎないわけだから、こんなものなのかも。
この展覧会は小企画ですが、名和氏のこれまでの作品を振り返る構成になっています。
むしろそっちの方が注目かも。
過去作品の縮小モデルがたくさん並んでいます。
これは韓国にある巨大彫刻。
過去作品は映像とパネルでも紹介されています。
それには演劇やファッション、建築なども含まれます。
2018年にTHE BATHHOUSEで発表されたBiomatrixも。
こうしてみると彫刻作品から始まった名和氏の表現はどんどん最先端に、表現の幅はどんどん拡張しています。
このまま守りに入らず、突っ走って行ってもらいたいものです。