大阪市のピースおおさかに行ってきました。
設計はシーラカンスで、ベコベコした折れ屋根と、多様な素材を使った外観が特徴的です。
平和資料館のイメージにそぐわないデザインですが、高速道路に面した側の鋼板は防音のためかもしれません。
また展示室内にも高速道路側に面した局面の展示室があったり、外を歩く人がガラスブロック越しにシルエットに見えたり、他にない面白い演出が凝らされていました(増々平和っぽくないかもしれませんが・・・)
敷地は大阪城公園の隅に位置しており、この建物は高速道路を跨ぐ歩道橋とスロープを通って公園内に入る動線上に位置しています。
ここを通る人は資料館の内部を一部見ることができるという、ここも他にない仕掛けがありますが、運営側が理解していないのか、通行人を誘い入れるような展示はありませんでした。
訪問時は「どうぶつのいのちとへいわ」という特別展を行っていました。
これは市内の天王寺動物園の戦争時の悲劇についての特集展示です。
内容は良かったですが簡素な作りの展示構成は予算の不足を感じさせました。★★