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建築図鑑185田園調布せせらぎ館

田園調布せせらぎ館に行ってきました。設計は隈研吾氏です。

多摩川駅からすぐの場所にあります。

この駅は東急の目黒線と多摩川線の乗換駅なので利用者は多いですが、降りることはほとんどないです。

しかしかつては多摩川遊園という遊園地があり、にぎわっていたようです。

1925年開園、1979年閉園というだけあり、もはや面影はないです。

ただ隈研吾氏は田園調布の小学校に通ってたそうなので、遊園地のことは知ってそうです。

遊園地が公園になるのは向ヶ丘遊園や大阪のさやま遊園など多数あります。このせせらぎ館もかつて遊園地で遊んだ人々が集えるような落ち着いた施設になっています。

建物は2階建てで木々より低く、景観を壊さないよう工夫されています。

高さを抑えるだけでなく、視線や空間の抜けを多く作り、建物の向こうの森や人々が活動してる様子が見えるようになっています。

また横に長い建物は隈氏の初期の傑作、那珂川町馬頭広重美術館を彷彿させます。

ただ徹底してローコストだった那珂川に較べると小綺麗になっちゃったなあ・・・と淋しく思えたり。

ただ室外機などの設備を自然に隠しているのは流石に感じました。

 

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