世田谷区の玉川高島屋に行ってきました。
外周部分を隈研吾氏が改修しています。
細い部材を多用している点が隈さんっぽいですが、植物が絡まっているのが特徴的です。
1階のエレベーター部分です。
木漏れ日が面白い光景を生んでいます。
植物が絡まりやすいデザインになっています。
また高さを変化させ、自然な風景に見えるよう工夫されています。
この部分は非常階段なのですが、見事にデザイン化されています。
特徴的なファザードも正方形のガラスに色んな色のカーテンをかけているだけです。
最低限の費用で最大限の効果を得る。これが現代日本の売れっ子建築家の条件か?
市松模様の意匠もステキです。
階段内部も勝手に(?)植物を増量させているのが面白いです。
外観だけなので、隈さんが関わった部分は少ないかも知れませんが、代表作である広重美術館同様、時間軸を作品に取り込んでいるところが「らしい」仕事になっていました。★