小山登美夫ギャラリー(六本木)のトム・サックス「Smutshow」【2019年4月20日 [土] – 5月25日 [土] 】を見てきました。
トム・サックスはオペラシティギャラリーの展示をはじめ、複数の展覧会を同時に開催しています。
この会場にもオペラシティの展示のメインとなった茶室の模型が置いてあったりして、関連性を持たせています。
オペラシティは展覧会タイトル通り、ティーセレモニー、つまり茶会を行うというもので、こちらの展示もその番外編といったところ。
ただ中にはよくわからないものも。このヨーダ・ヘッドはオペラシティにもありましたが、作者のお気に入りなのでしょうか?
茶会の道具から外れてしまったもの達、として見ると面白いかもしれません。
また動画作品も展示されていました。
箱に閉じ込めらたネズミとサンドバックをバッドで叩く男が交互に映し出されます。
部屋の中央にはそのネズミが入っていたと思われるケージ(?)が置かれています。
2つの映像に明確な関連性はありません。
ギャラリーの方の説明によると、アーティストのブルース・ナウマン風の映像を意図した作品とのこと。
ナウマンの作品はよく知りませんが、シュール系の映像ということでしょうか?
オペラシティの展示は面白くはありますが、整い過ぎていて物足りないところがありました。
こちらの展示はトム・サックスの多様性を知るのにいいかもしれません。★