2019年4月18日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

建築図鑑107 資料はすごいが保存は悪い「戦争博物館」

栃木県那須郡の戦争博物館に行ってきました。

 

日本唯一の戦争博物館を名乗っていますが、戦争の展示施設は靖国神社の遊就館や各地の自衛隊基地内の施設など、実は結構あります。

でも戦争博物館を名乗ってるところは確かにここだけですね。

展示の解説をしてくれていた名物館長が先日亡くなったとのことですが、博物館自体は元気にオープンしていました。

ゲート前に展示された97式中戦車チハ。塗装が剥げているところをよく見ると明らかに木製のパーツがあります。

映画のセットでしょうか?

そのほか赤とんぼ練習機も目玉展示。足元のベニヤは腐っているのかかなりぐらぐらします。

建物は陸軍館海軍館がメイン施設。他にいくつか小さい建物があります。

陸軍館は本博物館の最大の建物。といっても中身は建設現場の休憩室を拡大したものに過ぎません。

とにかく何でも保存しておこうという考えだけはよく分かります。

展示に坂本龍馬が出てきたり、館長さんのミーハーぶりが伺えます。

 

海軍館も基本同じ作りです。

真ん中に大量に並んでいるのは艦船模型です。

すごく埃をかぶってる戦艦大和の巨大模型。映画のセットと思われます。

側面に艦名が殴り書きしてあります。

小野田少尉のコーナーも充実しています。

 

他には閉館しっぱなしの図書館と・・・

特攻写真記念館なるものがあります。

ここのスピーカーから路面に向かって軍歌ががなり立てています。

 

とにかく異様な雰囲気が味わえます。ただ普通に戦争の勉強がしたいなら遊就館や大和ミュージアムに行った方がいいかも。

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