• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★★アートの実験室「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」

松屋銀座・デザインギャラリー1953の「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」【2019年1月23日(水)〜2月17日(日)】を見てきました。

松屋銀座内に入居しているデザイン専門のギャラリーです。

ちなみに松屋の外観もルイ・ヴィトンの巨大広告になってました。。

 

鈴木康広さんといえば2018年の六本木アートナイトでの巨大な「空気の人」が記憶に新しいです。

そのイメージから野外の巨大作品が多いように感じていましたが、小さな日常品(?)の作品も多いことに気づかされました。

鈴木康広「手の石鹸」

作品は言葉遊びや、視点をズラしたものが多いように感じます。

鈴木康広「自画像のパズル」

鈴木康広「自分の日時計」

日用品としては非常に使いづらいものが多いです。

ある意味デパートで売るのにふさわしいかも?

鈴木康広「器の人」

その中ではこちらの作品は日用に耐えそう。

「空気の人」という作品もあるし、人シリーズでしょうか?

鈴木康広「?のあめ」

飴を取り出すことで完成する作品。

うまく使用者を取り込んだ作品です。

鈴木康広「目薬の銃」

ゲーム性を取り入れた作品も多かったです。

鈴木康広「ファスナーの舟」

実際に海上を走ったファスナーの舟のモデルも。

これは船の走った跡がファスナーを開けた跡に見えるという発想からできた作品です。

小さい展覧会ですが、作品数は多いので見ごたえはかなりあります。鈴木さんの作品をまとめて見れる機会も意外とないのでチャンスです。★★

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★★★いつもより濃厚な展示「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」 – 博司のナンコレ美術体験2020年3月7日 12:36 PM / 返信

[…] この組織の仕事の一つとして1953年から続く銀座松屋のギャラリーの運営があり、歴代展覧会のポスターとDMが紹介されていました。 […]

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