和歌山県田辺市の熊野本宮神社。川の氾濫で流された神社を山の上に移し、巨大な鳥居だけを建てた「大斎原」はかなり特異な光景でした。
ここから車で延々3時間。丹倉(あかくら)神社までやってきました。
丹倉神社まではかなり山をアップダウンし、しまいには車もすれ違えないような細い道を通っていきます。
駐車場(?)も写真のようなスペースしかありません。
ここから階段を下りていくという珍しいスタイルです。
磐座信仰の一種で、祭神も諸説ありますが、不明とのことです。
自然と一体化した巨石がただ祀られています。
拝殿など建物は一切なく、掘立小屋のようなトイレがあるだけです。
古代からの信仰の対象が熊野の山岳修行を通して語り継がれてきたものだと思われます。
施設としては非常にあっさりしていますが、原始の信仰を感じることができる場です。★★
建築図鑑279悠久の時を感じる★★★白髭神社 – 博司のナンコレ美術体験2023年1月1日 9:04 PM /
[…] 人気がほとんどなく、神内神社や丹倉神社と同じく、強い秘境感を感じる神社でした。 […]