ギンザグラフィックギャラリーの石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか【2020年12月04日(金)~2021年03月19日(金)】を見てきました。
東京都現代美術館の石岡瑛子展の連動企画です。
こちらはグラフィックに注目した展示となっています。
前期は資生堂、パルコ、角川書店の広告を中心にした展示です。
石岡さんの作品は写真とキャッチコピーの組み合わせがかっこいいものが多いので・・・
一階では音楽とともに、石岡さんのポスターを使った3分程度の映像が両面で流れ、石岡さんの言葉が多数掲示されています。
地階では石岡さんの仕事を資生堂、パルコ、角川書店を中心に実際のポスターなどを展示しています。
また石岡さんの死の直前のインタヴューの音声が会場には流れていました。
彼女の作品は写真と言葉の組み合わせが印象的でした。
キャプションにも写真家、コピーライター、イラストレーター、スタイリスト、メイクなど様々な人が関わっていることが示されていました。
また意外にも男性モデルの多く登場していました。
この辺り石岡さんのフェミニズムの考えが反映されているようです。
また後半はイラストを使った作品も。ヘタウマなどイラスト文化自体をパルコが引っ張っていただけあり、様になっていました。
永井一正に続いてまたしても超大物国内作家の登場で、作家へのリスペクトが強く感じられる展示でした。★
★★★石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか – 博司のナンコレ美術体験2021年2月6日 11:07 PM /
[…] ギンザグラフィックギャラリーと同時開催の展覧会です。 […]