• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

ここまでやれば文句も出まい?「カラクリ装置」

渋谷の「カラクリ装置」【12月末まで】を見てきました。

場所は渋谷区役所の建て替え工事現場です。建物周囲の仮囲いの一角に設置されています。工事を請け負っている東急建設が建設業をアピールするために設置しました。

もっとも目立っているのがクレーンで、4台も設置されています。確かにある程度以上の規模の現場なら、クレーンは必ず設置されていますね。

 

足元にも注目!仮設材の単菅パイプとキャップで表現された現場監督が忙しそうに行き来してます。

 

展示のは以後はパネルが回転し、工事現場の取り組みや技術を解説しています。

最大の見せ場はこれまた単館パイプを組み合わせて作ったデジタル時計です。

一分ごとに動くので、見逃すことはないと思います。色使いもセンスがあり、武骨な建設会社でこんなことができる人がいるとは驚きです。

 

建設は騒音、土ぼこりなどで迷惑行為と見なされ、建設会社はこれまでもイメージアップのため、様々な試みをしてきました。今回の例はこれまでになく労力がかかっており、かなり成功していると思います。

ただこの一角以外はごくフツーの工事現場なのは残念です。もっと建物を覆うシートとか工夫すればいいのに・・・とは思いました。

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