福岡県北九州市の北九州市立美術館に行ってきました。
磯崎新さんの43歳の時の作品です。
磯崎さんは70年代中ごろから作品を量産し始めるので、現存する作品としては磯崎建築最初期のものです。
この頃の磯崎さんの作品は外観が面白いだけでなく内観も美しく、満を持して登場!という感じがするものが多いです。
この日は休館日だったので外観だけ見てきました。
やはりこのバズーカかメガネのような飛び出したボックスが最大の見どころです。
しかもこの2つの直方体が常設展示室なので、開館時はいつでも中を見ることができます。
天井も高く、大きな現代美術も展示できるので、美術に造詣の深い磯崎さんらしい先見性だと言えそうです。
階段部分。
リニューアル工事もされているようで、結構きれいです。
見上げてもすごい迫力です。
山口牧生「四角い石」
敷地は山の上なので、周囲には彫刻作品が多数あります。
面白かったのはタイトルもそのままのこの作品。
フランクステラ「八幡ワークス」
ミニマムな作品が多い中で異色だったのがこの作品。
工場の廃材で作ったのかと思いきや、空き缶を集めて作ったとのこと。
景観が良くて土地もたっぷりあるのですが、アクセスはかなり悪く、基本電車ではいけません。
内観は行ったときに加筆します。★★★