• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

目黒区美術館30周年コレクション展

目黒区立美術館の「目黒区美術館30周年コレクション展ひろがる色と形1950-60年代の抽象表現から+秋岡芳夫全集5  KAKの仕事」【2018年2月10日(土)~2018年3月18日(日)を見てきました。

 

館内は全面撮影禁止ですが、コレクション展は田中敦子の「ターゲット」や磯辺行久の大型ワッペン絵画「work-65」など、かなり充実してます。キャプションには購入年が書かれていますが、ほとんどがオープン以前に購入されています。今回出品の作家は日本の現代美術家ばかりです。購入作品を80年代当時活躍していた国内芸術家に絞った結果、個性的なものになった可能性があります。

 

同時にデザイナー秋岡芳夫の特集展示をやっていました。控えめなディスプレイに素朴なものから本格的なものまで、様々なおもちゃが展示されています。

後半では秋岡さんデザインの知育玩具を多数展示。他にuni鉛筆も秋岡さんデザインのようです。

さて、目黒区美術館は30周年らしく、展覧会のフライヤーが一堂に会してました。

絵画の展示も面白そうなものが多いのですが・・・

やはりデザイン展がユニークなものが多いと感じました。

また近年フライヤーが複数枚展開されるパターンが増えてきたようです。

 

思ったより展示は充実しており、展覧会の企画力も確かですが、全面撮影禁止というのは厳しいような。この面では私立美術館の方がずっと柔軟ですね。


目黒区美術館30周年コレクション展

ひろがる色と形

1950-60年代の抽象表現から

特集展示

秋岡芳夫全集5  KAKの仕事

河 潤之介・金子 至とともに

会  期:
2018年2月10日(土)〜2018年3月18日(日)
時  間:
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
休館日:
月曜日 ただし、2月12日(月曜日・休日)は開館し、2月13日(火曜日)は休館。
観覧料:
一 般 600(450)円
大高生・65歳以上 450(350)円
小中生 無料

コメント一覧

建築図鑑22バブル建築が生き残った訳「WEB」 – 博司のナンコレ美術体験2018年2月21日 11:20 PM / 返信

[…] 近くには目黒区立美術館、目黒寄生虫館、長泉寺附属現代彫刻美術館、目黒雅叙園などがあり、アートファンからするとアクセスはいいと思います。 […]

これぞ東京の彫刻庭園?★長泉院附属現代彫刻美術館 – 博司のナンコレ美術体験2018年2月21日 11:47 PM / 返信

[…] 場所は目黒駅から歩いて目黒区立美術館よりもう少し先。 […]

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