東京都江東区の大島四丁目団地に行ってきました。
江東区の隅田川と荒川の間の江東デルタに建つ巨大団地群の一つです。
江東デルタは関東大震災で多数の死者が出た地域らしく、ここと大島六丁目団地、北砂五丁目団地は防災避難地帯に指定されています。
団地ができた当時非常に燃えやすかった木造住宅の住民が鉄筋コンクリートの防壁に守られた団地の内側に逃げてくる想定だったと思われます。
また海抜0m以下地帯でもあるため、1階は住戸がなくツインコリダーの内側は他と違い自由に立ち入れますが、駐輪場ぐらいしかありません。
この団地は他の2つに比べると非常に真面目に団地で囲われている印象です。
囲まれた内部は公園になっており、森のようになっています。
一方団地1階の店舗群は大通りから1本入っているせいか、シャッター外化しています。スーパーとドラックストアなどが生存していますが・・・
しかし一方で団地竣工当時からあると思しき純喫茶も生き残っています。
立地条件は最高ですが、部屋は狭そうで、このベランダの広さだと一人分の洗濯物しか干せそうにありません。
珍しいツインコリダー妻側の部屋。南に面しているせいでしょうか?
こちらはベランダも広く住みやすそうです。
立地条件が良く内部も自然豊かですが、どこか閉鎖的で寂しさを感じる団地でした。★
団地マニアのための住宅ガイド – 博司のナンコレ美術体験2023年1月9日 5:49 PM /
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