足立区北千住のSdコーヒーに行ってきました。
足立区の中心部である北千住。巨大な駅とショッピングセンターと同時に飲み屋街や下町商店街もあり、濃厚な街です。そして大きな美術館がないため、アート好きにはイマイチ縁がない街でもあります(笑)
そんな北千住ですが、混沌さや下町的雰囲気を生かした街づくりがされています。
その文化の発信拠点の一つがSdコーヒーです。
Sdとは鈴木電気の略です。店長の実家が電気屋だったことからついた名前ですが、電気屋より銭湯感が強いです。
壁には銭湯にある富士山の絵まで描かれており、本格的です。
八潮秘宝館のように廃業した業者から譲られたもので飾られているのかと思いましたが、Sdコーヒーのロゴが入っているので新作も多いようです。
店内のオブジェの飾りの一部はショップでも売られています。
実際入り口付近は席がなく純粋な物販スペースのため、ヴィレッジヴァンガードの入り口みたいです。
売られているものは昭和レトロなグッズもある一方、(自虐的にも感じる)地元北千住にフューチャーしたものが目につきます。
これだけハデハデでありながら地元あっての店という古き良き日本も感じます。
座席もかなり多様です。パイプ椅子の席もあれば・・・
オカマドライヤーの椅子やスペースインベーダーの机もあります。
足元には民家の店先から移設したのか用途不明のオブジェや・・・
カウンターの周りもハデハデ。
ちなみにカウンターで注文する形式です。
トイレの周りも看板ヤポスター、オブジェで埋め尽くされています。
乱雑なようでいて、落ち着くのは高度なセンスを感じさせます。
コーヒーと名乗っていますが、メニューも独特かつガッツリ系が多いです。
こちらは牛乳瓶に入って出てくるシェイク。
インスタ映えを狙っているのか写真もかなり自由に撮れました。★
ちなみに店の正面は店内で商品展開もされてるタコさんすべり台です。