千葉市のホテルUFOに行ってきました。
京成線幕張本郷駅から徒歩五分のラブホテル街にあります。
道路からその一部が見えていますが、全体がどうなっているのかは入ってみなければ分かりません。
入口は道路側ではなくその裏手で結構分かりにくい・・・というよりこちらからだとUFO的意匠がほぼありません。
建物は3階建てで、道路から見える擁壁部分が2階で裏手からの地上部分で受付です。この階は駐車場になっています。
3階部分が客室で、UFO部分になります。
1階は駐車場の横にそのまま客室があるスタイルで、ここはUFO本体とは無関係です。
駐車場の片隅にあるライトが外観における怪しげな光の演出の正体。思ったよりチープな作りでした。
階段は非常に幅が狭く、デザイン優先の設計が伺えます。
客室は平面図通り、台形型をしており、台形の底辺部にベットと風呂があり、外観から見える丸窓がそれぞれ付いています。
風呂のお湯の勢いは弱いし、円形ベットは小さいし、ホテルとしての機能はかなり低いです。
料金はエアシューターで支払う古典的なスタイルで、外観通り(?)年季の排他建築のようです。
この円形窓は開けることもできますが、僕が入った部屋は眺望はゼロ。でもこの窓が開いていたら外を歩いている人はびっくりするのではないでしょうか?
客室内はUFO的演出は殆どありませんが、UFOメニューが多かったのが唯一のそれでしょうか・・・
こんなホテルだからガラガラと思いましたが、意外にも入りは良かったので、たまたまハズレの部屋だったのかもしれません。
内装が凝っているラブホは多いですが、外観のデザインが内面にまで影響しているのは少ないと思います。そういう意味では貴重な例です。★★