キャノンギャラリー銀座の木藤富士夫写真展「公園遊具 playground equipment」【8/7-8/20】を見てきました。
木籐さんの作品は書店やイベントなど色んなところで見る機会があります。
色んなシリーズがありますが、やはり長く続けておられる公園遊具が一番ヒット作に思えます。
新作を中心に見ていきたいと思います。
鬼の遊具は珍しくないですが、その持ち物である小槌?まで遊具化してるのは珍しいです。
遊具のしての性能はともかく、小槌と鬼本体がブリッジでつながっていたり、頭に雪だるまが乗っていたり、遊具らしからぬ芸の細かさです。
珍しい抽象イメージの遊具ですが、なぜキリン柄?
まさか予算がなくて麒麟の頭が作れなかったとか?
普通に見ると単に色の剥げたキノコですが、ライトアップによって毒々しさが増しているような・・・
これも抽象イメージの遊具。木の実?宇宙船?未来の家?イメージが膨らみます。
恐竜の遊具は珍しくないですが、これはレアなスケルトンスタイル。
昔こんなおもちゃがあったような・・・
珍しい複合イメージの遊具。動物単体より遊具としての実用性は高そうです。
ちなみに会場にはこんなものも。
昼夜の公園遊具の違いを説明した写真のようです。
はやりあの鮮烈なイメージは夜ならではのようです。
見るたびに新作の遊具が出ていて愉しみな作家さんです。
公園遊具はすべて一点ものである一方老朽化に伴い事故防止のため撤去されることも多く、資料としても貴重なものになりそうです。★