2018年9月23日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★デッドメディアの墓標!ユップ・ファン・リーフランド”TIME TO DIE”

渋谷のNANZUKAユップ・ファン・リーフランドTIME TO DIE2017年10月21日(土) – 11月18日(土)》を見てきました。

以前も紹介したNANZUKAでまたしてもかっこいい展覧会をやっていました。

ユップ・ファン・リーフランドはベルリン在住のオランダ人アーティスト。日本では初の紹介のようです。

会場に入ってすぐ脇のフォトコラージュ作品。ロバート・ラウシェンバーグを思わせる手法ですが、宇宙や科学技術についてのイメージが多いようです。

そしてこちらがメインと思われる作品です。

コレクションケースを思わせますが、よく見るとリモコンやアナログ形式のケーブル、ビデオテープなど時代遅れの機器ばかりです。そしてビデオテープはなぜか日本語。どこかからもらってきたのでしょうか?

一見整然と並んでいますが、使用感もあり、壊れているものもあります。デッドメディアの墓場を思わせます。

こちらはビデオテープの巨大シルクスクリーン。

足元が本物のビデオテープなのがちょっと笑えます。

遠目にはゲルハルト・リヒターみたいな絵画作品ですが・・・

近づくとアナログモニターに映る虹のようなイメージを作品化しているのが分かります。

画像検索すると海外ではもっと大規模のインスタレーションもやってるみたいです。日本で今後も紹介されると面白くなりそうですね。

(左)ジョン・ティンゲリー(右)ジョン・チェンバレン

かつて廃材アートは圧縮したり電気仕掛けで動くようにしたり、大規模な加工がおこなわれていました。それが今は陳列するだけになっているのが、時代を感じます。

 

地下深くにあるギャラリーだけに、秘密の祭壇のようで面白い展示でした。ナンコレ度★

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