Gallery5610にて開催中の「俺のパッケージ!」展(2017/9/18-10/1)を見てきました。
場所は青山のスパイラルのちょうど裏。アクセスは良さそうです。印象に残った作品をピックアップしていきます。
3.「俺のボス」石浦弘幸
解説によると缶コーヒー「ボス」の顔はモデルはおらず、いろんな顔に見えるよう細部をぼかしているそうです。ボスのデザイナーが改めてボスを立体化したのが今回の作品ですが、確かに等身大に立体化するとボスらしくないです(笑)
2.「いのちをまとふ」近藤香織
水をパッケージに詰めるという単純なアイデアですが、ナマコかウミウシのような美しい生き物が出現しています。水槽から今まさに出てこようとしているところがちょっとかわいいです。
1.「わたしのたからばこ」杉山ユキ
昆虫たちが箱からお気に入りのファッショングッズを取り出しておめかししています。青山という場所にふさわしい作品です。
トンボは縦長、ムカデは横長の箱と立体として視覚に訴えるものがあります。トンボが前足でちゃんとメガネを持っているのが、芸が細かくていいです。
デザインの可能性を感じる展示ではありましたが、パッケージという割には視覚に訴えてくる作品が意外と少なかったのが残念です。というわけでナンコレ度は★★とします。