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迫力の大艦隊!35th銀河英雄伝説

アキバCOギャラリーで開催中の35th銀河英雄伝説 ~The Art Exhibition~(2017年10月21日~11月5日を見てきました。

「銀河英雄伝説」とは田中直樹氏が1982~1987年に発表したSF小説で、ストーリーは政治小説っぽいですが、魅力的な登場人物が数多く登場する群像劇として人気を博し、これまで何度も漫画、アニメ、劇などになっています。

 

会場の構成はセル画→設定画→挿絵原稿というオーソドックスな作りで、脇役や細かいメカにもスポットを当てた展示には好感を持てました。

 

ただこれらは新規性には乏しく、あえて35周年に展覧会をする動機としては弱い気がしました。

また目玉展示の宇宙艦隊戦の再現ですが、ガチャポン大のフィギュアをたくさん並べているだけで、動きにも乏しくイマイチでした。

細かく見ていくとラインハルトのブリュンヒルト、キルヒアイスのバルバロッサ、ヤンのユリシーズなどはもちろん、超脇役艦から工作艦などまで揃っていますが、如何せん小さすぎます。

せめてもっと並べ方に工夫するか、1/144ガンプラぐらいのサイズで再現して欲しかったです。

唯一見所に感じたのが、最後の新規書下ろしイラスト

特にヒューベリオンは写真写りは良くないですが、浮き上がるような特殊な印刷がしてあって、後ろに量産艦がびっしりならんでいるのも迫力があります。

再アニメ化に伴っての宣伝とグッズ販売は分かるのですが、展示にももっと力を入れてほしかったです。

 

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