2019年2月16日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★★広告を超えたもの「世界のクリエイティブがやってきた! ​」

アドミュージアム東京(港区)の「世界のクリエイティブがやってきた! ​」【2018年10月20日(土) – 2019年3月16日(土)】を見てきました。

 

広告専門の美術館による、海外の広告大賞を受賞した作品の紹介です。

広告といっても多様で、単なる企業の宣伝ではなく、社会を巻き込んだキャンペーンも多く紹介されていました。

ただそのような作品は女性の社会進出を訴えるためマクドナルドの看板をひっくり返す(WはWomanの頭文字)とか・・・

中年男性の自殺問題を訴えるためビルの屋上に男性彫刻を並べるとか、笑えないものが多いです。

 

そこでここでは見て楽しい作品をピックアップしてみました。

5位.FOLLOW THE ARCHES

最寄りのマクドナルドがどこにあるのか示すサインを世界的に統一する試み。右上から時計回りに

①左手にあります

②右手にあります

③通り過ぎました

④次の出口です

の意味らしいです。言うほどわかりやすいとは思いませんが、ブランドの性格上、これ以上のサインは無いかも。

 

4位.ホット&スパイシー(KFC香港)

香港のケンタッキーフライドチキンの広告。燃えるような辛さとカ

リカリの衣が表現されています。

 

3位.ニセモノで行こう

ファッションブランド、ディーゼルのキャンペーン

ファッションの海賊版対策として、自ら海賊版の衣料品を作り、海賊版価格で販売しました。

海賊版は24時間で完売。

海賊版といっても本家が作っているのだから同時に本物でもあります。

消費者には「限定品が安く買える」と受け取られたようです。

 

2位.ドナルド・J・トランプツイッター図書館

歴代大統領に比べてあまり読書をしないトランプ大統領を皮肉った企画ではありますが、大統領の発言を加工せずに展示してるわけだから、案外中立かも知れません。

メキシコの壁発言はインパクトありました。

会期中の大統領のツイートにも即時反応する展示になっていました。

 

1位.恐怖のピエロナイト

ハンバーガーチェーン、バーガーキングのハロウィンのキャンペーン。

ピエロの恰好をしてくるとバーガーが無料になるというもの。

ピエロといってもかなりのバリエーションがあります。

マクドナルドに対抗する意味合いがあったようです。

日本でもバーガーキングは格安セットなどでマクドナルドに攻勢をかけてますね。

 

一口に広告といってもかなり規模の大きなものもあります。

常設展と合わせて見ると、広告の新しい側面に色々気づくと思います。★★

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