町田市立国際版画美術館のTHE BODY―身体の宇宙【2019年4月20日(土)~ 6月23日(日)】を見てきました。
版画を通して人体の描き方の変遷を見た展覧会です。現代美術の作品は全体の1割程度。
そのうち、柄澤斎氏の作品は建築的視点が見られるものでした。
一方池田俊彦氏の作品はゲームのペルソナに出てきそうな悪魔像を出品。どちらも強いインパクトがありました。
大垣美穂子さんの作品はブラックボックスと人体を組み合わせた作品。自身の闘病生活を元に着想されています。
ブラックボックス本体には紙に精神世界を描いたものが貼られています。
正面には無数の花と座る人物が置かれています。
花の根っこが今にも歩きだしそうな形になっています。
ブラックボックス内には2体の人物像が置かれています。
表面に無数の穴を開け、LEDライトを仕込んでいます。
ライトの強弱が変化して脈打ってるように見えます。
作品の質は高いのですが、数的には物足りない展覧会でした。
会期 | 2019年4月20日(土)~ 6月23日(日) 前期:4月20日(土)~5月19日(日) 後期:5月21日(火)~6月23日(日) |
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休館日 | 毎週月曜日 ※4月29日、5月6日(月・祝)は開館 5月7日(火)休館 |