★光への憧憬「アントニ・タウレINSULA　LUX 光の島」 ​

シャネル・ネクサス・ホール （銀座）のアントニ・タウレ「INSULA　LUX 光の島」 ​

【2018.01.16 – 02.14】を見てきました。

アントニ・タウレ「Espalador」

タウレ氏はスペインの芸術家です。

殆どの作品は人物画描かれていません。

どの作品も室内から室外を見る形式のアングルばかりです。

アントニ・タウレ「Marecage」

室内は寒々とした雰囲気のものが多く、逆に外は陽光が溢れ、温かそうです。

床面が室内外で連続しているのも特徴です。

アントニ・タウレ「Torre Gabina」

タウレ氏が何故このイメージに固執しているのかは不明ですが、同じような無人の作品が続くさまは昔国立西洋美術館でみたヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会を思い出します。

この作品に響き合うように、展示空間もキッチリとシンメトリーに分けられています。

アントニ・タウレ「L’Enigme」

そして最奥には同じような構図の作品が。

アントニ・タウレ「Mademe Fredez」

不思議な展示空間も合わせて、なかなかいい展覧会でした。★