宮城県図書館に行ってきました。
設計は原広司氏。
場所は仙台駅から地下鉄で終点まで行って、そこからバスに乗らないと行けません。
仙台在住ではないのですが、これはかなり不便ではないでしょうか?
北面は上部が一面ミラーガラスになっています。
逆に南面は曲面になっており、閲覧室から森が見えるようになっています。
外観が東西や高さでメリハリが効いています。
北面から南面へ貫通した通路の横は中庭になっています。上はレストランになっており、森が見える特等席です。
内部もメリハリがあり、2階は東西まっすぐ廊下が伸びて左右に部屋があるだけという単純構造。ちなみに2階に子供図書室があるのですが、スペースが足りなくなったのか1階エントランスに仮設図書室があります。
3階の一般図書室は天井が曲面になっており、宇宙船のような演出です。
誰がデザインしたのか謎のサインが随所にありました。
原氏のクールな建築とのミスマッチが面白いです。
京都駅やヤマトインターナショナル、梅田スカイビルに比べると派手さはないですが、スペーシーな建築と自然との融合は都会の原建築では見れない良さでした。★★
建築図鑑216★大阪駅 – 博司のナンコレ美術体験2021年10月10日 10:29 AM /
[…] 原広司氏の京都駅と比べるとデザインは負けても使いやすさでは負けていません。 […]