• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★もうすでに懐かしい「ニュータウン誕生 ~千里&多摩ニュータウンの都市計画と人々~」

パルテノン多摩の「ニュータウン誕生 ~千里&多摩ニュータウンの都市計画と人々~」【2018年03月03日 (土) ~2018年05月27日 (日)】を見てきました。

大阪の吹田市博物館と連携し、日本初のニュータウン「千里ニュータウン」とそれに続く「多摩ニュータウン」の変遷を振り返る展示です。

多摩ニュータウンには初めて行きましたが、駅前には直線的な道路、歩車分離、未来的な建物、駅前公園など非常にニュータウンらしい要素が揃っています。

その直線歩道の真正面にあるのがパルテノン多摩

キラキラ光るタイルがかっこいい一方、その大げさな外観から税金の無駄遣いと批判もあるようです。

ただパルテノンが動線として機能し、その裏の公園が一体になっているのはなかなかよくできていると思いました。

千里ニュータウン

展示は千里、多摩およびその他のニュータウンの歴史と暮らしを振り返るというものです。

へメル・ヘムステッドのマスタープラン

特に千里は国内初のニュータウンということで、海外の事例を研究したようです。写真はイギリスの先行例です。

千里中央付近模型

模型を見ると自然を残しつつ、それ以外をきれいに直線状に配置しているのがよく分かります。

多摩ニュータウン模型

多摩ニュータウンはこうしてみると駅前にかなり大きな緑地がとられているのが分かります。

今自分がいる所の模型を見るというは不思議な気分です。

ほくさんバスオール

これらの展示以上に面白いのが当時の生活をうかがわせる資料群です。「ほくさんバスオール」はキッチンやベランダにおいて使う簡易風呂で、自宅に風呂がなく、銭湯も遠かった団地ではかなり普及していたようです。

今見るとかなり安普請ですが、これでちゃんと機能するのだから逆に大したものです。

ダストシュート

上階からゴミを落として捨てられるダストシュート。便利ですが事故と不衛生を防ぐために現在は使われていません。僕が子供のときはまだ古い団地には付いてましたが、既に利用されていませんでした。

なんと当時のコミュニティを思わせるこども会のプラカードや・・・

本の貸し借りを行った「なかよし文庫」の冊子まで展示されています。

なんと昔のプラ製の表示板まで。

他記録映画群も多数出品されていました。ちょっとマニアック過ぎますが・・・

 

貴重な資料が多いのですが、ニュータウン出身じゃないとなんのことか分からないかも・・・★

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