• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★千の言葉より一枚の絵「日建設計イラストレーションスタジオ展 DRAWN TO ARCHITECTURE」

 

日建設計東京ビル1Fギャラリー(千代田区)の「日建設計イラストレーションスタジオ展
DRAWN TO ARCHITECTURE」【2018年4月9日(月)~5月31日(木)】を見てきました。

日建設計は日本最大規模の建築設計事務所です。ギャラリーのガラスには同社の設計である東京スカイツリーが描かれています。

同社にはイラストレーションスタジオというコンペや施主への説明に使うイラストを描く部署があり、今回はその作品が大量に展示されています。

イラストにはほとんど建築名が書かれていません。これは施主との関係上出すことができないらしいです。ただし施主から公開を希望されたもののみクレジットが載っています。

東京ガーデンテラス紀尾井町

中野サンプラザ

作品には日々見ているよく知られたものもありますが、

蘇州現代メディアプラザ

なんだかよくわからないものが大半です。これは海外の物件、コンペに負けた物件、コンペに勝ったが実施されたものと大きく異なるものなどが大量にあるせいです。

巨大なボードは進行中のプロジェクトである木造の超高層ビルです。

他に日建設計の歴史を振り返る年表も展示されています。

パレスサイドビル

三愛ドリームセンター

年表内には往年の名建築のイラストも。

とにかく資料の数が多く、なかなかサービス精神旺盛な好企画でした。★

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