千葉市の幕張ベイタウン パティオス11番街を見てきました。
ヨーロッパの街並みみたいな幕張ベイタウン。
建物の高さを揃え、1階部分を店舗にし、道路を石畳にして段差をなくすことによってこんな光景ができているようです。
またこの区域は棟ごとに別の建築家、建築事務所が設計しており、すべてロの字型で中に庭があるという構成も同じです。
ホール氏のデザインはその中でも極めてシンプルで、庇のないストンとした壁をカラフルに塗り分け、正方形の窓を開けただけというもの。
またスカイラインも変化を持たせ、海外にあるようなホール氏の大規模建築を髣髴させるシルエットになっています。
でも階数が足りなくてイマイチ迫力がないような・・・
中庭は楽し気な空間が広がっていますが、関係者以外立ち入り禁止とのこと。
ここの列柱空間がアルド・ロッシっぽくて好きです。
機能は不明ですが、フォーリーみたいなのも建っていました。
こういった無駄な造形がないから、日本全国に建つタワマンは個性的に見えないのかも。