ANOMALYの榎忠 個展 RPM-1200【2020年12月5日 (土) – 2021年1月31日 (日)】を見てきました。
作品のインパクトの割には見る機会の少ない榎忠さん。見たのは森美術館の2007年のグループ展以来でした。
「半刈りでハンガリーに行く」というパフォーマンスが有名です。
これは数年後に逆を半刈りにするということもしました。
会場では半刈りを見て引く電車の乗客の様子も動画で見れます。
榎忠「裸のハプニング 」
大阪万博の際のパフォーマンスが最初期の作品で、息の長い作家だと分かります。
パリでの活動も写真展示されてました。
見たことが無かったのがフィルムの作品。一種のゴミアートですね。
メインビジュアルの作品。
「RPM-1200」というのは旋盤の1分間に1200回回るという意味です。
榎忠さんは定年まで金型職人として働いていました。
接着せずに積み上げるだけで完成させているそうです。
AK-47を再現した作品。
兵庫県立近代美術館での個展ではボランティアスタッフとともにこれらの作品を掲げて美術館に搬入するというパフォーマンスも。
会場の一番奥にはローズチュウと名乗る女装で大阪でバーをするというパフォーマンスも。
回顧展のように榎忠さんの作品を振り返れる展示になっていました。★★