2018年10月17日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

漢字の構造に注目?清水玲「grassroots prophet」

LOKO GALLERY(渋谷)の清水玲「grassroots prophet」【2018 年 1 月 16 日(火) – 2 月 15 日(木)】を見てきました。

会場に入ってまず目を引くのは巨大なべニア製の箱です。

内部には漢字を分解したシールがびっしり貼ってあり、奥に映像が見えます。

吹き抜けになっている2階に上がると、戦争体験を語る女性の映像作品があります。

反対から見た写真です。コの字型の巨大な箱の上と下が解放されており、箱内の鏡の反射によって一階からも映像が見れる仕組みです。

下から箱を覗いていると上に人が通ってびっくりしました。知れば単純な仕掛けですが、実際に体験してみると結構面白いです。

他の作品としては壁一面に分解された漢字が広がるインスタレーションと、

サイコロの目のパターンにより徐々に人の顔が浮かび上がる作品がありました。

これら3点の作品の関連性は不明ですが、ただどれも構築的な作品だと感じました。清水さんは文字に着目した作品を多く作っていると聞いたので、文字の構造性に注目した作品なのかなと思いました。文字の楽しさを伝えるためにこんな大型装置まで作ってしまうとは、なかなか面白いことを考える人です。


清水玲
grassroots prophet

2018 年 1 月 16 日(火) – 2 月 15 日(木)

[火 – 土] 11:00 ‒ 19:00
[日・月・祝] 休廊

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