杉並区立中央図書館を見てきました。
黒川紀章氏の建築です。
黒川氏の図書館がこんなに近くにあるとは知りませんでした。
HPもあるし別に隠してるわけではないのですが・・・
建築家らしいデザインはほとんどなく、入口の建物の平面図を模している(かも知れない)庇が数少ない例外です。
建物の外観は木々に覆われていて、見えにくいです。
高さも地上2階、地下1階に抑えられており、ここも黒川氏の他の多くの建築と共通した特徴です。
木々に囲まれたウッドデッキになった野外読書スペースが最大の特徴です。
ここには彫刻もあり、中からも巨大な窓で外がよく見えるようになっています。
地下部分も窓が連続しており、徹底しています。
派手な造形物がないのであまり注目されませんが、かなり傑作だと思います。
★★