銀座松屋の誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ
【2019年4月17日(水)~5月6日(月)】を見てきました。
トムとジェリーといえば歯医者などの待合室でお馴染みです。
殆どセリフのない作品だけに無声アニメとして活用されているようです。
日本ではある意味本国以上に人気のある作品です。
会場内は基本撮影禁止ですが、原画、アニメ、制作者の道具などが展示されていました。
撮影が許可されていたのは販促用に作られたと思われるフィギュア類。
後ろでは製作者のインタビュー映像が流れています。
劇中のワンシーンを再現しています。
ネコとネズミが追いかけっこするという作品は分かり安過ぎ、当初は社内ではあまり評価されなかったようですが、1期放送後反響が大きく、続編が次々に作られることになります。
とはいえ追いかけっこするだけと話を大量に作るのは色々大変だったようです。
人気を支えたのはコミカルな演出の数々。それらの一部をやはりフィギュアで再現してます。
金庫に潰された後、金庫の扉から四角くなって出てきたトム。
どうやって金庫の底面をすり抜けたのかは謎です(笑)
なぜかドヤ顔。
こちらは穴をすり抜けたトム。やはりジェリーよりトムが人気なのでしょうか?
ボールが顔にのめり込んだトムと、象に潰されて階段状になったトム。
フライパンで潰されたトムと花瓶に落ちたトム。
花瓶は何故か取ってまで再現。このまま商品化できそうです。
この他後半の展示では、同じ作者による他のアニメ作品を紹介しています。
大半は殆ど知名度がないものですが、チキチキマシン猛レースだけは聞いたことがあると思います。
悪だくみをする主人公という構図はトムとジェリーと共通しています。
映像や資料も結構多いので、じっくり見ると割とボリュームがあります。
歯医者で見る機会の多い作品なので、この際勉強するといいかも。★