群馬県の珍宝館に行ってきました。
いわゆる秘宝館の生き残りに近いものですが、実際見てみると結構違うところもありました。
身も蓋もない庭園。ちなみに池の水は枯れていました。
建物は住宅兼展示館といった感じでした。
中はかなりあっけらかんとした作り。秘宝館をかなりきれいにしたというより、中小企業のオフィスといったテイスト。
館長が集めたと思われる珍宝の数々。
それぞれの作品は2段ほど高い段の上にあり、それぞれ手摺が付いています。
これらは館長が解説を行うためにあります。
館長が一人でチケット販売、売店員、解説を全てこなしているので少々待たされていることはありますが、非常に手際はいい印象。
解説は無表情のまま立て板に水のごとく客(ほとんど男性客)をいじり倒すというもの。
他にも色々貼り紙があって結構笑えます。
建物は結構広く、展示は多岐にわたります。
絵画作品はかなり珍しいもので面白かったです。
最後にはオリジナルのプリクラまで登場します。
いわゆる秘宝館との最大の違いは館長の熱意とキャラクターでしょう。これだけのためでも来る価値はあると思います。★★
建築図鑑258★★命と性ミュージアム – 博司のナンコレ美術体験2022年5月29日 10:15 PM /
[…] 割と知覚に珍宝館もあるのに群馬県のこの辺りはどうなっているのか?と思いましたが、両方行くと両者はかなりテイストの異なる施設であることが分かります。 […]