2018年10月22日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★★★全てを飲み込む都市!「山手線グラフィック展」

『山手線グラフィック展』【2018年2月17日(土)~2018年2月28日(水)】を見てきました。

JR山手線を1編成貸し切っての、東京造形大学造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻領域の学生による作品展。いわゆるラッピング電車ですね。

山手線は1周約1時間で、ラッピング電車は基本1本のみ。しかも日によって時間帯も、どっち周りを走るのかも変わります。こちらの「東京造形大学」を見ると、電車が今どこを走っているのか、ほぼリアルタイムで知ることができます。

作品数は約300点。当然1両に全ては収まらず、全部見ようと思うと少なくとも半分ぐらいの車両は回る必要があります。しかも動画作品もあるので1時間1周ぐらいかかるかも。

流石山手線を貸し切るだけあって、作品の質は学生とは思えないほど高いです。その特徴別に分類していました。

➀観光系

東京の魅力をアピールするもの。特にこのネオンの作品は印象的でした。緑色の吉野家がかっこいい。

夜景をアピールする作品は多く、やはり東京といえばネオン街なんだなと感じました。

夜景以外のものもありましたが、その中で優れていたのがこちら。東京に住んでいても自然の多さに気づかない人は結構います。

 

➀カワイイ系

「カワイイ」も東京というか、日本の自慢の一つです。ただ意外と和む作品が少なかったのは、あまり東京の空気に合わないせいか。

 

③ユーモア系

一捻りしたアイデア一発勝負タイプ。結構こういうの好きです。

 

④広告系

せっかく広告の代わりに展示されているので、広告っぽく演出したタイプ。電車内の風物詩、週刊誌広告を模しています。

こちらも面白い色々とおかしい化粧品CM。体張ってます。

 

⑤メッセージ系

こちらも好きな作品。ある意味社内に最も必要とされているものです。

妙に気になる作品が多いです。

右下のラベルには「東京」の各種データが。色々言っても結局は「欲」だというのはなかなか。

 

車内でアートを見るという非日常体験によって、東京とは何か?を考えることができました。★★★

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