2018年12月18日
  • 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

これぞ東京の彫刻庭園?★長泉院附属現代彫刻美術館

長泉院附属現代彫刻美術館(目黒)に行ってきました。

場所は目黒駅から歩いて目黒区立美術館よりもう少し先。

坂道を登っていくと・・・

唐突にこんな光景が出現します。完全に住宅地に埋もれています。

2階建ての美術館に4つの野外展示場。こんな立地なのに結構広いです。

青野正「man on the rock」

長泉寺は住職さんの志で敷地を段階的に美術館に改造。しかも若手の応援とのことで前衛的、抽象的な作品が多いです。

菊池伸治「幻の分水嶺」

立地条件的に象徴的なのがこの作品。写真のフレームのような作品ですが、切り取られるのがまさかお隣さんの自家用車とは・・・

(左)青野セクウォイア「brief moment」(右)鈴木悟「U字溝」

見晴らしはいいですが、マンションだらけで正面のごみ処理場の巨大煙突が目立ちます。

三木俊治「行動衆-’83」
三木俊治「行動衆-’84」
三木俊治「行動衆-’85」

作品としては三木俊治さんの作品をまとめて3点も見られるのは結構レアだと思います。柵や手すりなど動線に沿って機能のあるものの上に載っているのも面白いです。

建物はハニカム構造を組み合わせた他にない形状をしています。内部の天井までハニカムになっており、統一感があります。

むしろ空間のミスマッチ感を楽しんでほしい美術館です。現代彫刻は自然のあるべき姿を映しとっているわけではないので、このようなカオスの空間で見るのが正しい鑑賞法かも?と思いました。

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