• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★理系アーティストの実験工房「落合陽一、山紫水明 ∽ 事事無碍 ∽ 計算機自然」

GYRE(表参道)の「落合陽一、山紫水明 ∽ 事事無碍 ∽ 計算機自然」【2018年4月20日から6月28日】を見てきました。

落合さんは「現代の魔術師」と呼ばれるアーティストです。

実験室のような空間構成が面白いです。

動物の眼の写真の中心に穴があり、中に画像が仕込まれています。

高度に再現された蝶の羽や・・・

シャボン玉に投影される蝶の画像など、生物的な作品が多かったです。


こちらは東京シティビューやART & SCIENCE galleryでも展示されていましたが、空間構成が違います。

室内の部屋の色が外部に繋がる昆虫の複眼のようなガラスに投影される仕組みです。

またGRYEの吹き抜けにも作品を展示。昆虫の裏表の写真がゆっくり回転しています。

 

空間の大きさの割に小さい作品が多いのですが、かなり見ごたえはあります。★

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