• 日々観た展覧会や関連書籍の批評をしていきます。

★初めてなのに懐かしい場所「変容する周辺 近郊、団地 ​」品川八潮パークタウン

八潮パークタウン(品川)の変容する周辺、近郊、団地【2018 年10月21 日(日) – 11月04 日(日)】を見ていきました。

会場は八潮パークタウンという団地群の集会所です。

パークタウン自体が結構広いので、分かりにくいです。団地の中心でもないし・・・

如何にも団地らしいヒエラルキーのない空間。椅子も備品と思われるパイプ椅子を活用しています。

BIEN「Growing Hollow」

作品としては立体作品や、

名越啓介「fammilia」

ブラジル人が多数住む団地を撮影した作品・・・

ryusei etou「n階から目薬」

団地の室内外をCG作成し、モニターを積み上げた作品などバリエーションに富んでいます。

垂水五滴「玄関を出ると100の玄関が見える」

他、Wifiでしか見れない作品など変わったのもありましたが、全体的に小粒でした。

やんツー「音声入力機能を用いた自動つぶやきシステム」

20th DOMANI・明日展にも出品していたやんツーの作品は自身の父親へのインタビューとSNSと組み合わせたインスタレーション。ただ場所の制限もあってかいつもよりおとなしめです。

中島晴矢「Scrap ,Run&Build」

ちょっと面白かったのが現地の映像を使ったラップ作品です。

EVERYDAY HOLIDAY SQUAD「curry life」

あとは団地の家庭内のカレーのレシピを集めて、作ってふるまうという作品です。結構国際的豊かなカレーが揃ってました。

この作品は団地の集会所の入り口真正面に置かれています。集会所からカレーのにおいというのはいかにもノスタルジーを感じます。

残念ながら完売してたのですが・・・

 

展示自体は場所の制限もありこじんまりとしたものでした。しかし団地専門誌にも紹介されないような場所でありながら、八潮パークタウンという場所はなかなか面白く感じました。

団地にありがちなアイコンが凝縮されています。

歩車分離の空中歩道や・・・

団地中央には大型ショッピングモールがあります。

面白いのがあらゆる世代の団地が同居している点です。

伝統的な羊羹を並べたような団地からタワー型のものや・・・

低層タイプのものもありました。もっともこちらはもうあまり入居してないようでしたが・・・

目の前は京浜運河越しに東京モノレールが走ります。

 

普段絶対行かないようなところに行けたのは良かったのかなと思います。★

 

 

2023年再訪しました。

海に近く、団地は運河に隣接しています。

埋立地ではありますが、土地の特性を生かした巨大な公園が隣にあります。

土谷武「遠くがみたい」

野外彫刻も人工的、工業的な土地柄にあっています。

公園の自然も多様で飽きがきません。

モノレール以外の駅は遠く、バスが非常に発達しています。

 

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